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扇町研究会レポート 150805

フェルデンクライスが初めての方おふたりを含む5名様+プラクティショナー2名
 

最初のロングレッスンは、捻る動きのレッスン。

 

仰向けで膝を立て、両膝をいろいろなバリエーションで横に倒すことによって体を捻っていきます。

小さな動きから(特に腰痛さんは用心深く)はじめて、脚〜胴体〜頭の繋がりを感じながら徐々に大きく倒せるところまで。さらにもう少しだけ心地よい範囲で捻ってみたり、横向けになってから腕の動きを使って胸をひらいていったり。

 

ストレッチでもよくありそうな動きですが、伸ばすことが目的ではなく、動きの中で体の各部の感覚や繋がりや方向性をできるだけ感じとっていただこうとしています。

なので、声がけは「気持ちよーく伸ばしてください」とは言いません。「今よりももう少し遠くへ、頑張らずに届かそうとしたらどうしたらいいですか?」「毎回少しずつやり方を変えてどれが気持ちのいい方向(やり方)か感じてください」、具体的に「からだの○○あたりの動きはどうなっていますか?」というのもよく使いますし、場合によっては「動きの大きさを半分にして繋がりをよく感じて下さい」「体のどこでいつブレーキをかけていますか?」みたいになっていきます。

 

結果的に、少し楽な動きを学習する→縮めなくなる。

ゆるむ(弛緩する)のとは違って、フェルデン的には本来の長さになる、という表現がありますが、そこから縮めることも縮めないこともできるニュートラルな状態に近づいた感覚を知ることができます。

難しく考えなくても、こういうレッスンは単純に感覚として気持ちよかったり胸がひらいたり、という方が多いです。

 

ショートレッスンは動きの中で中心軸を保つための骨盤・背骨の繊細なレッスン。レッスン全体の中から、ショート用に立ってできるところだけやりました。

 

いわゆるバランスの良い方は無意識にできていることだと思うのですが、それを骨盤・背骨の一つ一つを意識して改めてやってみると、なーるほどこんなことしてるんだ!と気づいてそこをさらに洗練させていくことができます。普段それができていない方には新しい体の使いかたが一つ増える(思い出す)ことになります。

私自身がこのレッスンを初めてやったときの感覚があまりに面白くてハマってしまいました。

 

終わった後に自分の普段の歩き方がどうなっているかがわかった、という方もおられましたし、長年からだのことに関わってこられた方は最初の数回の動きのうちにレッスンの意図にピンときたようにどんどん洗練させるように味わっておられるようでした。レッスン中何かに気づいて「そうかー!!!」という顔をされた方もいました。ひとそれぞれ、見ているこちらもとても面白かったです。

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